皆さん、こんにちは。
ガチ恋姉貴です。
BLゲーム断ちをしていたので、久しぶりの更新になります。
真冬ですが、真夏のno,thankyou!をプレイしていきたいと思います。
灼熱の夏ゥ!
ネタバレありなので、ご注意ください。
「漂白剤のにおいがする」から物語は始まります。
そこのハルくんの声が何ともいえず、心に残る声なんです。
普通に喋っててもいい声というか。
どこかで聞いたことがある気がします。
夢で逢いました?
ハルくんは記憶喪失。
でも登場人物の身体的特徴を説明するのですけど、戦闘面をカウンターで測っているような玄人目線。
うん。多分貴方、殺し屋ですよね?
因みにハルくんはセックスに対するハードルが死ぬほど低いです。性に対する拒否反応も全くもってありません。むしろポジティブに捉えています。
さて。
最初に攻略するのは茶髪のイケメン、
ひろし君です。
ひろし君は善良青年で、童貞です。
本人が言ったわけではないんですが、
ハルがバッチリ言い当ててしまいます。
ハル「意外に見えるよね?!でも童貞なんだよ!」
ハルくんの観察眼すげぇな。
初対面でそんなことを言い当てるハルくんに普通ならキレそうですが、ひろし君は怒りつつも許してくれます。
ひろし君は気遣いが出来る上、空気も読める優しい男の子です。
「この子を嫌うのは難しいだろうな」とハルくんが称するほど。
[姉貴がグッと来たところ]
■ひろしの家に初めて訪れるシチュ
そもそもこのシチュエーション、ハルくんこれは手絶対出すやろなと私は思っていました。
そこでハルくんの手で射精まで持っていかれるのですが、なんだろ、そりゃ童貞でその歳だったらその誘惑は跳ね除けるのは難しいですよね。
ひろしくんは初めての経験で喘ぎまくりますが、いざハルくんの番(まだ射精してない)になると嫌がります。
何故ってひろしは「こいつ!挿入するつもりだ!」と察したからです。
本気の抵抗にハルくん珍しく怒りを顕にします。
「自分だけ美味しいところだけで終われると思うなよ」
ありがとうございます。
ありがとう。
普通に萌えたのですが、本当にその通りすぎて「そりゃそうやわ」を複数回言ってました。
なおもひろしは嫌がります。
そうすると無理矢理挿入するのは辞めて、ハルくんは不機嫌なまま立ち去ります。
結構これ気まずくないですか?
彼氏との初夜が失敗してるんですよ。
優しいひろしは内心不安でたまらないと思います。
ところが。
ハルくん、次の日にはそんなこと忘れちゃってるんですよ。
ひろしに言われて「あっ、そんなこともあったね」とか言ってます。
忘れんの早!!!!!!!健忘症?
■ひろしに付き合ってくれるハルくん。
ひろしは優しく困っている人を放っておけないので、色んなことに首を突っ込みます。
そして、まぁ…言い方悪いんですけど、優しさというナイフを振り回すわけです。
序盤は良いんですよ。その優しさで救われてる人が多いから。
でもひろしの言動で余計事態が悪化することが多くなってきて。
ハルくん多分殺し屋なんですよ。
後ろ暗いところも数多やってきていて、ひろしとは対極の立場にいる人です。
だからその善良なところが普通嫌な筈。
自分との違いを見せつけられてしまうから。
でもハルは「無駄なお節介すんなよ」とか本人に言わない。
ひろしが助けてやりたかったら素直に力を貸す。
ひろしが落ち込んでいたらさりげなく優しいことを言ってくれる。
人間出来てる〜。こんなんモテますよ。
アホ装ってますけどカッコいい!
演技なのかもしれませんが、こういうことが出来るのはハルくんの個人的な特性に思えました。
ひろしが気を遣ってくれるとこもお見通しで、その気遣いを嬉しいと思う健気なところも多数見られます。
■浴衣デート
二人の私服は壊滅的にダサいのですが、浴衣はすごくお似合いです。
ひろしはオーソドックスな、ジャニーズが着てそうな浴衣。
ハルくんのは…ヤンキーが着てそうな柄悪そうな趣味の悪い浴衣です。
でもまぁそれも似合ってます。
■ハルくん入れ墨がある
プールに誘ってくれたひろしでしたが、残念そうにハルくんはお誘いを断ります。
タトゥーが全身に入ってしまってるから、多分入れないと思う、だそうです。
しかもこれは自分が好きで入れているものではありません。入れさせられた模様。
ハルくんは「貸し切りプールでも行こっか!」って言ってくれますが…
ウソじゃん!もうすぐ夏休み終わるんでしょ!!?もう行けないじゃん!
因みに最後の最後で脱ぐスチルもありますが、
100人中100人が「こ、コイツ…ドスケベすぎる!」と思ったとのことです。(未統計)
■ハルくん多分受けもしたことある
残念ながら、絶対経験ある。
「ひろしが挿入を検討してる気がする。
入れたいって思ってるってことかな。
仕方ないかな」
「本当に掘られちゃうかもね。
それもいいけど」
?!!!!?!!!!?!!ぱひ?!!!!!
それも
いいけどッって!?!!!!?
?!!?!!?!!!!??!!?
ありがとうございます。
まぁそりゃあんな魅力的で貞操観念がゆるゆるだったらね…そうなるよね…
[エンド分岐]
ひろしは空気が読めるので、ハルくんが只者でないことには気づいています。
気づいていて踏み込まないであげていたのだと思います。
ですが、日常会話にて
ハル「結構ひろしのそういうとこ好きだよ」
のセリフに対して
ひろし「いやもう…好きで良いだろ」
と返します。
★
ハル「うん、おれひろしのこと好き」
→ハルは命を落とします。
な、なんでやねん!!!!!
好きくらい、100回でも200回でも言わせてやれよ!!!!!!
このエンドのハルくん↓
シェーカー振ってみる気はないかとマキに聞かれ、ハルが喜んでいるところが可愛い。犬のよう。
ここにいるの楽しいな、お皿を拭くのも全く苦じゃない。
因みにハルは何でもすぐこなせるようで、シェーカー振る仕草も見ただけですぐ覚えています。
すごく飲み込み早いな。
そりゃ人殺したりしてるより、そりゃ健全だし楽しいと思うよ。
ひろしが友人のヤクザ、大和のところへ行こうとするのに気づきます。
大和は敬愛する兄貴の仇を取ろうと一人でヤクザの本拠地(病院)に乗り込んでいるんです。
しかし
ハル「シェーカーの振り方教えてってさっき言ったじゃん!男の約束!」
ひろしが人の約束を守る=ひろしを戦いの場所に連れ出さないようにするのでした。
カーッ!!!!!!
優しいな君は!!!!なんだね本当に!!
ひろしのこと優しいと称していましたが、ハルも凄く優しいと思います。
そうして、大和を助けるために自分がヤクザの本拠地である病院に乗り込もうとするのでした。
大和を助けてやろうと思うわけです。
まぁ多分ハルの本来の目的も、ヤクザの親玉を殺すことなんですけど。
ハルの独白。
「ここには確かに、俺の夏があった」
「もう、大気は秋の冷たさを帯び始めて、ジリジリと肌を焼いたりはしない」
「俺達さ、ちょっとだけ正義の味方みたいじゃなかった?悪いやつじゃなくて」
最初は目立つ大和を囮にしようと思ったのですが、急遽作戦変更。
わざと目立つようにして乗り込むハル。
流石に多数に無勢だったのか、ハルは致命傷を負ってしまいます。
ハル「本当は、もう会うべきじゃないけど、夏の間だけって決めてたけど、もう一度、一目会いたい」
しんどいしんどい。全然しんどい。
「おれみたいなのは一人で死ぬのがお似合いだ。だって俺、悪い奴だもん」
やめろ。おまえはいい奴だよ!!!!
冷たい雨の中、ハルの力が抜けていくのですが、そこにはひろしの姿が。
最期は想い人が来てくれた。
生きているほうが辛いという思いを何度もしていたとハルは独白で述べています。
もう殺しをしなくても良い。
ハルにとっては救いのあるエンドなのではないでしょうか。
しかしながら、ハルくんの善良なところがどうしても滲んでしまいます。
「ここで死んでおいた方が、ひろしが俺を探すようなことがなくていいかな」
と、ひろしを死ぬ最期まで思いやる心を持っているのでした。
「ひろしは優しいけど強いから、いつかきっと乗り越えて幸せになるだろう」
「頬にひろしの涙が落ちる。夏の雨みたいに温かい」
夏の雨ってジメジメしていて鬱陶しいんですけど、ハルにとったら優しくて温かいものなのか。
勿論雨が温かく感じるほど体が冷え切っているということが読み取れる良い一文です。
何故このエンドハルが死んじゃうのか整理したんですけど(推理間違ってても優しい目で見てください)
●大和を救おうとしているので、自分が目立つように敢えて行動している
→通常時なら大和を囮にして上手く立ち回るので、目的であるヤクザの親玉を討つだけで終了するんです。本来の目的もそれ。
なので通常モードハルくんなら多分勝てた戦況。
しかし大和も出来れば救いたいので、守るものが多くなってしまう
●戦いの場なのに感傷的になっている
→いつものキレが少し落ちている
ひろし本人に好きと明言したということで、ハルの気が緩んでしまう?
殺すはずの舞台でひろしとの思い出や、肌のにおいを思い出すほど。
結果命を落とすことに繋がったのかと私は思いました。
★ひろし「好きで良いだろ」に対し言葉を濁す
→全員生存エンドに行ける可能性が高くなります。
世知辛い世の中だな。社会か?
ハル「コンビニに行くから先に行ってて」
ひろし「分かった、早く来いよ!」
俺は数秒、そこでひろしの背中を見ていた。
また後でね。って心の中で言って、その後は来ないって分かってた。
心がしんどい。
俺が話したいのは、俺の心を動かすのは。ひろしだけだ。
あんた、それ本人に言ったんか?
目を見て伝えなさい。ちゃんと言いなさい。な?(オカン)
まっすぐな心を、まっすぐな眼差しを。
月夜に白く光るナイフみたいな、こいつがただ一本、生まれながらに持ってる武器を。
ひろしの無力なナイフは、どうしてこんなにも。
こんなにも俺の柔い部分を知っているのか。
どうして切り裂ける。
どうしてだよ、お前それで何度も騙されて、裏切られてる癖に。
俺とは違う、根っからの人のいい男に、時折苛立って、酷いことをしたかった。
思い知らせてやりたいんだ。
世界がそんなに優しくないことや、善意が導く先には地獄があり得ることも。
★
引き金を引く→ひろし絶命。
最後の最後で
「ひろし」じゃなくて「博之」って呼ぶハル。
名前覚えてんのかい〜!!!!!
いつもあだ名で呼んでたくせに最後の最後は本名呼び!!!!
全人類が好きなやつ!!(cv.粗品)
★
引き金を引かない→全員生存エンド
あんなに辛いことがいっぱいあったのに、そんな風に人を信じようとするところが、かわいくて、好きだった。
良かったよ。ほんまに良かった。ホッとした。
いや、「だった」じゃない。
え?
今も好きなのか。
アカーン!!!!!
こんなん好き!!!!!
プレーヤーのハルへの好感度が上限までいってしまう!!!!!
辛い思いや、絶望なんて味わわせなくて良い。ひろしは今のままの甘っちょろい奴がいい。
そして、二人は雨の中キスを交わすのでした。
スパイダーマン並にロマンチックなキスシーン。
映画じゃん!!!!
ひろし「2人で乗り越えよう。皆ついてる」
ですが結局ハルは元の場所へ帰ります。
隣で寝ているひろしの髪の毛を撫でようとしたのを辞め、彼の手を解いて。
「やり残したことはありませんか」
「ひろしの童貞もらってない!」
待っててって言ったら、ひろしは絶対待ってるだろうから、言わずに出てきた。
いつか必ず戻って来るなんて夢を見られるほど、俺は甘くはなれない。
でも、もし帰ってきた時に居場所があるなら、そのために戦ってみるのも悪くはないと思う。
拍手。
凄い。このゲーム凄いわ。
凄く楽しい夏休みって、でも結局終わりますよね。
私たちは後ろ髪を引かれつつ、元ある日常に戻る。
でも、夏休みはすごくすごく楽しかったから、エネルギーはもう満タンにチャージされていて、前向きな気持ち。
楽しかったな、と思い出を反芻しながらも、もうあの記憶は楽しい思い出になる。
そんなことを思い出しました。
ひろしの部屋に戻った後、最後も勿論盛り上がったみたいですね。
プレイヤーはその姿を見ることは叶いませんが…それは2人だけの思い出なんだろうな。
いや、まだ一つの√しかやってませんが、
ハルくんが本当に優しい、健気です。
これが、ほんまに辛い。
戦闘面で優れ、悪役側のキャラって、非人道的もしくはサイコパスなら心の置所があるのですが…
ハルは優しさに感謝する心をしっかり持っています。
あんたすげぇ優しい人じゃん…
◯大和に仇を討つところを見ておくと良いと告げ、その後目を閉じてあげるところ
◯ケータイに愛着が湧いて、これからも使おうと思っているところ
当初おっさん(乾)から支給されたケータイをハルは怪しんでいます。
盗聴の類は仕掛けられていないか等。
夏休み序盤
ハル(重たくて気持ち悪い。持つのがしんどいからあんまり手元に置きたくない)
↓
夏休み終わり
中のSIMカードを取り替えて、データも全部消してもらえば、このまま使える。
全部捨てていこうと思っていたのに。
こんないじらしいことある?!!!?!
おいハルの爺さんよ。
あんたこんな良い子に何させてくれてんの?
◯大和がビニール袋に拳銃を入れている。猫の餌でも入れてたらいいのに。
ここ良いですよね!
自分と違ってまだ大和は戻れるのに、という気持ちもあるのかなと。
◯人を好きになれるしモノに愛着も湧く。
だが、10年連れ添った相棒でも結局自分を優先する
とハルは自分を称します。
いや、そんなん仕方ないやん。
自分の命を守ることを第一に考えないと生きていけない環境に身を置いていたってことじゃないか。
すごくひろし√好きでした。
ストーリーが良すぎたので、そのピックアップが多くなりました。
ノーサンはエロシーンが多めなので、そこも期待しておいてください。
色んなところでセーブしておいてくださいね。(分かる人には分かる)
次はどの√やろうかな!