さて!琉√これで最後です!
★チケットを使うから帰れと言う琉に従うと行けるエンドです。
ほーん、本当によく出来たシナリオだよ。
ハル「仕事で来てる」
ハル「皆を傷つけずに戻りたいとは思ってる」
ハル「そうしたら、2度と会うことはないと思うから、放っておいてほしい」
ここではチケットの有効性を琉も認めているので、ハルに妹を探してくれと頼みます。
「この子を探している。逢(あい)と言う」と琉の妹の写真を見せられるハル。
琉に似たキレイな女の子。
その顔には見覚えがあった。
でも、顔に出さずに済んだと思う。
嫌な予感がすっっごい。
胸糞悪い〜!なんだよこれ。
てか人攫いってなんだよ。
ふざけんなよ人様の子供をお前らの都合で振り回してんじゃねぇって言ってんだよ。
琉「妹に関する情報を全て話せ。そうしたら何でも言うことを聞いてやる。」
琉「…もう、俺には飽きたか?」
ハル(俺を籠絡してたんだ。)
ハル(腹は立たない。けど…なんとなく面白くないような気持ちなのはなんでだろう)
ここでエロシーン挟みますが割愛。自分でやってください。ノーサンやったら「もう良いッス」言うくらいエロシーン浴びれますから。あのね本当にエロかったよ。いいエロだった。
◯まだまだ続くぜラブシーン!
なんか…いや、もうエロいのは確かなんですけど、それより早く真相教えてくれよって思ってて…
ハル「職場のウォシュレットで尻穴を洗う男、黒沢琉!」
………………
あんたさ、妹の惨状知っててそれ言えるテンションに持っていけるってすごいよ。
すみません引いてます。大丈夫です。ハルくん大好きです。
◯シリアスシーン
琉「おまえは知っているんだろう。俺が、あの人から何を奪ったのか」
何ナニ〜ッ??!
ハル(知っている、と答えたらちょっと厄介なことになる)
ハル(琉がおっさんから何を奪ったのか、俺は知らないことにしておきたい)
ほへ〜。おっさんの目的って何なんでしょ。
琉が考えた話を要約すると、
この一連の動きはおっさんが仕組んだものだと。
本来はおっさんに妹の調査任せていたが、ハルが接触してきたから、ハルを利用することにした。
おっさんより関係者のハルを使ったほうが確実だから。
ハル「…おっさんを信用しなかったら誰を信用するの」
琉「…俺は誰も信じるつもりはない」
ハル「誰も信じないで守れるものより、誰かを信じて得るものの方が多いと思うけどね」
…ハルに真っ当なこと言われちゃったぜ?
ハル「オレのことは警戒してるけど、オレが皆を傷つけたくないって気持ちは信じてくれてる」
まぁそれはそう。
じゃん!!ここで登場!
琉お手製の携帯ホルダーです!!
(ここにチップが埋め込まれてるぞ!)
琉√では小道具が沢山登場しますね。
→そのチップはおっさんが探しているモノ
→関係者であるハルに渡しておくのが自然
→更に、ハルは携帯を持ち歩かないので、持ち歩かさせるためにもホルダーが適切
→ハルが組織に戻ったとしても、GPSが埋め込まれているので組織の所在地は分かる
ハル「琉が持ってるものをくれるなら、レンレンを助けてくるけど」
ハル「今すぐじゃなくていいよ。レンレンも助けてきてからでいいから。妹ちゃんのこともその時教える」
その旨で琉と合意したハルは一人でレンレンを助けるつもりでしたが、そこに琉が現れます。
地の文章を読んでもハルが仕組んだことではなさそう。
たぶんハルの所属してる組織かなぁ。
琉「手伝うか?」
(暗闇の中からひっそりと声がする。
せっかく、全部上手く行ってたのに。
このままおっさんが仕組んだことって思ってくれれば良かったのにな。)
ウ~ン、ってことは、やっぱりレンレンを攫った犯人はおっさんじゃないってこと?これだけじゃ分かんない。
ハル「琉、データはどこにあるの?」
琉が悔しそうにして答えないので、レンレンの腕に弾を撃ち込みます。
「おれが手加減してる間に言ってくれよ?」ってことです。
琉はもし逃げ切れるならスマホケースのことは言わないつもりだったんですね。レンレンに危害が加わると不味いので、やむなく口を開きました。
琉「…もう渡した」
はい、前述の通り、ハルのスマホケースホルダーにチップが埋め込まれていましたね。
ハル「え、これせっかく琉からもらったのにバラさないとダメなの?」
ナイフを取り出して、縫い目に沿って携帯ホルダーを切り始める。
出来る限り慎重に、丁寧に。
取り出し後も持っていたいから。
ちょくちょくこういういじらしいことするんですよ!ハルを憎めない所以ですね。
さて。琉とハルは重大な約束をしていましたね。
琉の妹を探してほしいという代わりに琉が体を許してくれるさっきのアレです。
ハル「約束通り、妹ちゃんの動画だよ」
ハル「これ、約束だから」
琉がいぶかしんで、携帯の画面を見る。
その一瞬、琉の表情が希望に輝き、そして、次の瞬間凍りついた。
〜琉視点フレームイン〜
琉は高校に行かず、従兄弟の家を出て、妹と共に二人暮らしをしています。
ピアノの才能もあったのに、辞めてしまいました。
妹からしたら「私のためにピアノも高校も辞めるなんて重いよ、兄ちゃん!」
その罪滅ぼしとして妹は、琉のためにピアノをバイト代で購入してくれたのだそう。
琉「安心しろ。お前が結婚したら、お前の親族が死ぬまでは自慢の兄でいてやる」
…逢を守ろう。
俺に残されたものはもう、逢しかいない。
……………
…………
苦しい。惨い。わたしは仕事でもないのにこの苦しみをプライベートで味わってるってどういうこと?許せんホンマ。
〜琉視点終わり〜
ハル(客のトロフィーとして、本社の通路の一角に飾られている女の子だ)
吐きそう
ハル(画面の中の妹ちゃんが歌っている。
とぎれとぎれに、幸せそうに)
ウッて声出た
ご丁寧に歌のBGMまで流れるんです。しんどい。辞めてあのほんまに辞めてくださいこれはフィクションこれはフィクション現実にない話、こんなこと現実に絶対ない大丈夫大丈夫大丈夫だから大丈夫…大丈夫だから落ち着いて大丈夫大丈夫こんなゲーム買ったん誰やねん私や
縛られている琉を見下ろしてチケットを2枚を見せるハル。
ハルお手製の何でも聞く券がめっちゃ可愛い絵柄なのが本当に胸糞悪い。
…なんですが、ここのハルが凄く悪役の顔してて見惚れてしまいました。見惚れながらこの文章を書きました(恋)
ハル「もう妹ちゃんはいない。好きなことが出来るよ」
琉はこれで折れてしまうような人間じゃない。
変わり果てた妹を見せても、琉なら心が折れないと確信しているハル大好き。
ハル「無くしたものは取り戻せない。どんなに強く願ったって、叶わない事はある」
ハル「…でもね、叶う願いもあるでしょ?」
ポケットに入れていた2枚のチケット。それを琉に見せる。
ハル「どうするか、選んで」
ここで、分岐です。
死亡フラグをそのままにすると
★BAD end
琉があまりの絶望で正気を失います。
すると「こんなの、俺の好きな誇り高い琉じゃない。楽にしてあげるね。殺してあげる」と、ハルは琉を殺害してしまいます。
★GOOD end
はい、とっとこ死亡フラグ折るよ〜!!
パキンッ!
………
うん。
やっぱり琉のこと、俺は好きだな。
→エンドロール
アアァ!!!え?これで終わり?!
気持ちの置き所が分かんない分かんない!!!
結局、琉はバーに立っています。
レンレンへの被弾は神経も骨も外してあったようで、すぐ復帰できたそうです。
琉「…甘いやつだ」
ハルが甘いやつだったと当たり前のように認識している琉。
最早この台詞だけで救われます。
夢歩ちゃんを引き取って、2人で暮らしているようです。
夢見ちゃんは嬉しそうに「今日は歌を習ったの」と琉に告げます。
夢見ちゃんがリラックスしている様子で私も安心。
夢歩「ただいま、まゆげ」
そんな中、玄関の靴箱の上に1枚の封筒が。
どうやら直接置かれていたようです。差出人不明の手紙。
中には、長い髪と「なんでも聞く券」の半券。
はい。「約束通り、妹は殺してあげたよ」ってことです。
最後のチケットは、1枚目が叶うか分からないので保留にするそうです。
ハル「そっか。じゃあ…また、その時にね」
俺にチケットを差し出すと、ハルは嬉しそうに笑った。
これで終わりです。
………………………
……………………
誰?泣かせる伏線になるとか言ってた人。あのチケットからこんな結末予想出来る?わたし吐きそうなんですけど。全くハートウォーミングな展開になってないじゃんねぇ。
琉の過去を纏めます。
両親死亡
↓
金目の物を全て奪われる。残ったのは妹と、お母さんお手製のレシピと古いミシンだけ。
従兄弟のお姉さんの体の相手をさせられる
↓
妹を守るために、高校とピアノを辞める(あんなに頭良いのに)
↓
妹が行方不明。
↓
10年越しに関係者っぽいハルと接触できる
↓
自らの体を使って籠絡
↓
妹ちゃんの変わり果てた姿を見る
いやいや待って?!琉にだけ歪んだ想い向けすぎですよライターさん。ハード過ぎるだろ。歪んだ愛を感じます。
以下考察です。
………ちょっと落ち着いて考えてみました。
★
GOOD endは琉にとっては余りに惨い現実です。途轍もない絶望を味わった筈。
琉はそもそも自分を大事にしてません。
そういうタイプは身内や心を許している人が危険な目に遭った時の方がダメージが大きい。
妹に近づく手段として、好きでもないハルに何度も体許してましたからね。普通にあの時点で男のプライドズッタズタよ。
でも今回で琉は自分で結論を出せたじゃないですか。
「妹はもういない。あんな姿で生き永らえてるのなら殺してもらおう」と。
じゃあ、まだ救いはあるのかなと…
ハルの主張はこうですよね。
「もう琉の妹ちゃんは居ない。
もう妹のことは探さなくていい。
妹の代わりならチビがいるでしょ?
だから組織に関わる必要はなくなるよね?
貴方の人生を生きてね。
俺は自分の人生は歩めないから、まだ琉は幸せなんだよ」
そしてチケットを持って「希望はあるよ。出来る範囲なら何でも願いを叶えてあげる」って、優しさにも思えませんか?
ハル、琉にベタ惚れしてません?
GOODでもBADでもハルは琉が大好きなんですね。
精神を病んでしまった人を本社で何人も見てきているからこそ、琉の誇り高いところに惹かれたんでしょうね。
これ、既視感有ったんですけど、五十嵐兄弟に琉が行った荒療治と同じことを感じさせました。
勿論程度の差は凄まじいですが。
(辛くても、生きていたらそれだけで幸せになれる可能性がある)とハルは割り切った考えを持っています。
この達観している現実主義なハルの視点から導き出される琉の幸せがこれなんですよね。
★
対してBAD end。
ハルは「妹は犯して、殺してやったよ!」と嘘を告げてるんです。
優しい嘘をつくわけですよね。
でも、琉ってずっと言われてるように、頭のいい切れ者じゃないですか。
だから、ハルが死ぬ間際にそんなこと言ったとしても。
「俺を遠ざけるために嘘を言ってるのではないか?」と裏を読むなんて琉なら余裕で出来るでしょう。
つまりBAD endの琉はハルが死んでも妹の行方を追い続けるというのは変わらないと思うのです。
組織関係者を罠にかける程なのですから、琉の執念は凄まじい。
あと結局琉みたいな人は特に、人から幾ら辞めとけって言われても結局自分で導き出した最適解を適応させようとしますよね。
で、もし組織に乗り込めたとしてですよ?
廊下でずっと探し求めている妹を見てしまったら琉はどうなるでしょうか?
本当に狂ってしまうかも。
ハルレベルの戦闘要員を確保している組織です。非戦闘要員の琉は捕まる可能性が極めて高い。
その組織、楽に殺してくれないですよね。
もし捕まって琉も妹ちゃんと同じようなことになったらどうしますか?
もう救いようがない。
誰も幸せにならない。
ハルからしたら、首を突っ込まなかったら逃げ切れる琉をも組織の魔の手に落としてしまいます。
これハルもイヤな筈。
皆を巻き込みたくないって言ってますから。
うん。じゃあやっぱりGOOD endは本当に本当に辛いけど、琉にとってまだベストな結末と言えるわけです。
どの√でも報われない夢見ちゃんも引き取れたんですから。
それであれですよ。
封筒に入っていたのは、チケットの半券。
もう1枚は未だ琉が持ってるんです。
つまり、琉はハルにあともう一個だけ、お願い出来る権利を持っている。
ふ~ん。ハルにこれで会えなくなるのは嫌だったんでしょうか。分かりにくいデレだな!!でもハルには通じたようだ、良かったな!
ここからは私の妄想です。
GOOD endの夢見ちゃんの描写で悪い予感がありました。
「今日は歌を習ったの」という言葉です。
はい。琉の妹ちゃんは歌を歌わされていましたね。(マイルドにした表現で自分の心を守ります。これが大人や)
こんな上手い脚本を書くライターさんが「歌」を彼女たちの共通項としている時点で大変悪い予感がします。
「歌が上手い夢見ちゃんを攫われてしまう琉」→「彼女を救うため、最後のチケットをハルに差し出す」
これでもう一作作れる。
どちらにしても、このエンドの琉はもう一度ハルに会うと思います。
ハルは約束を違えたりしないので。
★スタッフコメント★
琉役の声優さん「尿道にカテーテルを突っ込むだの、イラマチオをするだの…これを書いていた人は正気の沙汰ではないのでは?」
それはね、本当にそう。