■おっさんこと乾オーナーを助けます
毎√、おっさんは攫われるんですけど(姫)
ここで気になる台詞が登場。
乾「気づいていないのか?お前はやり過ぎた」
乾「本物の怪物がお前を喰い殺しに来るって話だ。なぁ偽物」
おおおー!!おっさん!!!やっぱハルの組織のことをある程度把握してますね!
ハルの正体も大体気づいていてるんじゃないでしょうか。
■施設に引き取られていくチビちゃん
それを見送ったあと、変わらずド直球に「セックスしよう!」と誘うハル。
ハルの誘いって「せっかく家いるしマリカーしよ!」くらいのノリって思ってたほうが良いですか?
ここで琉が「いいだろう」って回答するんですが、そもそもOK貰えるとハルも思ってないから「じゃあせめてキスだけでも」とか食い下がってるの可愛かった。
しかし!
琉に「脱げ。俺だけ脱がすつもりか」
と言われてしまいます!!!
ハルくんには美しい、いかついタトゥーが入ってますからね。
まぁここでこんなタトゥー見たら「やっぱコイツ只者じゃない」って思うでしょうね。
……………琉、ハルの正体に薄々気づいてて、妹へ近づくためにハルを拒否しないんじゃあ…。
おう、それだわ。
ハル(仕方ないけど、男に掘られて喘ぐなんて嫌で、痛いままのほうがマシなんだろう)
気持ちは分かるぞ。
ここからはテクニシャンハルくんに任せて次に進みます。
■浴衣デート
なんと、この√では夢見(ゆふみ)ちゃんと3人で浴衣デートすることになります。
何故って普通に琉をお祭りに誘ったとしても、絶対来てくれないことが分かってるからです。
「期待している子どもがいるのにお祭り行くの断れないよね?」とナチュラルに性格悪いハルも可愛い。
あと夢見ちゃん〜!!
両手に花すぎて羨ましい!
その後養護施設まで夢見を送り届けます。
が、
ハル曰く「なんか嫌な感じがする…」だそうです。
数多の顧客を見てるハルが言うのですから、残念ながら養護施設は黒。
チビちゃんが浴衣を着ていたら「困るんですよ。無責任に買い与えて」等と嫌味を言う園長先生(オッサン)
琉は流石の立ち回りで、チビちゃんを着替えさせるという名目で養護施設に入っちゃいます。
慌てる園長先生。
その帰り道。
琉「……………………」
ハル「ああいう子って、なんでか悪い奴に引っかかるんだよね。っていうか、悪い奴がああいう子見つけるのが得意なのかな?」
琉の歩みが早くなる。
…うう…絶対琉妹いるじゃん…妹の面影をチビに重ねてるからほっておけないんでしょう…
ハルも分かって言ってますね。
「気になるなら琉が引き取っちゃえば?」とも言ってます。
因みにクリアするとここで琉の逆視点がサンドイッチされます。
★琉逆視点
これで何故夢見を放っておけなくなったか分かりますね。
浴衣を着せてあげようとする琉に対して、
「おっぱい、見る?」と夢見ちゃんが言い出すからです。
ゾッとしますよね。急に不穏。
激昂するかもしれませんが、流石の自制心!琉はそんなこと言いません。
夢見ちゃんが怯えて言えなくなるだけだもんね。
琉「誰かに言われたのか?」
夢見「園長先生」
やっぱか〜。ハルのカンってよく当たるもんな。
ということで、唐突に始まった夢見ちゃんを引き取る琉の理由が分かりました。
こういう答え合わせ良いですね!!
あ、勿論浴衣エッチはありましたよ。あのハル兄貴がそんなチャンスを見逃すわけないだろ当たり前だよなァ?!
■チケットチャンス★
琉にチケットを翳され、「これをやるから帰れ」と言われます。
さて、僕たち(プレーヤー)と琉はどうするかな?!
※因みにここは普通の痴話喧嘩とかじゃありません。
ハルの「悪い予感がする」という第六感が騒いでいます。
その上で選ぶわけです。
→従う
→従わない
ここでエンドに分岐します。
★人殺しのバラッド
→従わない
(いや、今回は本当に危ない気配がするから!)
を選択してみましょう。
はい、タイトル通りBAD endです。
琉はここで、このチケットはハルの機嫌次第で反故にされるものだと見なします。
そう、約束を反故にするヤツ認定です。
イヤイヤ〜、分かってくれよ〜。ハルは君のことを思ってだな…
ここで、スマホホルダーをプレゼントする琉。琉お手製の何かを欲しいとハルはおねだりしていたのでした。
ここで大喜びするハルが切ない。
………だって…ねぇ…?
琉が行方不明になってしまいました。
あの責任感の塊の琉が欠勤。
皆焦っています。そんな中レンレンの様子が変。
↓
レンレンを(イケボで)脅し、ハルは琉が居ると言われている美作の別荘に赴きます。
美作を名乗る者から連絡があったので、美作の所在地を調べて直接乗り込もうというわけです。
急展開すぎて調査不足と成宮も認めています。
そもそも、美作はハルたちの会社の上顧客。一介の構成員が手を出して良い相手じゃないことも説明されます。
ハル(琉が本当に美作に捕まっていたら…)
五体満足でいられる可能性すら低いということでしょうか。
つまり、琉のピンチのため、いつもの達観した視点が抜け落ちてしまったハルくんというわけです。
……………ダメだ、あんな達観したハルくんが予想外の事態でいつもの精彩を欠くところに萌えてしまう。
琉のピンチに乗り込むハル。
しかしただそれも琉の罠で、ハルは妹の敵討ちをさせられただけ。しかも多数に無勢で、致命傷を負います。じっとしていて持って1時間とのこと。
ハルがフラフラと歩いていると、琉が現れます。
ここでハルも「ああ、琉は自分のことを罠にかけていたのか」と気づきます。
(でも、俺が助けに来ることを信じて待っていてくれた)と一縷の希望に縋るハル。
誰だって、好きな人が自分を信じてくれていたと思いたい。
しかし、結局琉との会話で(琉にはどっちでも良かったんだ、俺が助けに来なくても)と気づいてしまいます。
(…何を夢見ていたんだろう、俺は。
身の程もわきまえずに)
(俺は所詮妹に近づくための駒だったんだ)
琉「妹はどこだ」
妹、たぶんまだ生きてるんですよ。
でも、死んだほうがマシだという目に遭わされてる。
ハル(琉が持つ、その眩しいほどの尊厳も矜持も、正気すら奪われる事があるんだって。考えもしない)
だから何とか琉を諦めさせようと「妹は死んでるよ。犯して、殺してやったよ!」と告げるハル。
そして冷静さを欠いた琉のスキを突き、琉を気絶させます。
腹部から血を流しながら意識のない琉を成宮の車まで連れて行くハル。
結局出血多量でそのまま息絶えます。琉の髪の毛を触りながら。
(少し寒いな。
そっか、もう秋だ。
もう夏は終わったんだ。)
成宮「夏は楽しめましたか?」
ハル「うん。すごく楽しかった」
〜エンドロール〜
…………………………
…………………………
…………………………
うん。待って?一言言わせて?
琉〜!!!
お門違いかもだけどさ、言わせてもらうわ。
お前のこと、ハルは好きだったんだぜ?!!?!!分かってたんだろ?!おまえ頭良いんだから気づかないわけないよなァ!?
だから単身で乗り込んで、自分を悪役に仕立て上げて、妹のことを諦めさせようとしたんだよ!!!!!!!!
どんだけいい男なんだよ!?
ハルはな、セックスは出血大サービスだが「好きを安売りしない」で知られる男だぜ?!!!!!!!(私調べ)
そんなハルが行動で「好き」を伝えているだと?!!!!?
おまえは!!!本当に!!!あのハルにここまでさせるってすげぇな!!!
そしてハル!お前にも言いたいことがある!!!
「身の程を知らずに夢を見てしまった」ってなんだよもっぺん言ってみろ!!
自分のこと卑下すんな!!!!身の程ってなんだよ!!あんた立派だよ。単身で好きな人のピンチに乗り込んでさ!どこに出しても恥ずかしくないわ!!やってきたことは仕方ないよ。ずっと悪役に甘んじてきた。そうせざるを得ない環境だった。でもな、今回はずっとヒーローだったよ!!!!!!
すみません。
ちょっと落ち着きました。
これは勿論バッドエンドですが、作品トップクラスでハルの「好き」という気持ちが伝わってくる良いエンドだと思っています。素晴らしい脚本。
…………次は2人のイチャラブセックスを見せてください。ずっとセックスが手段じゃないですか。嫌だ!!やだやだ!わたしはBLをしたいの!!甘酸っぱくてすれ違ったけど恋人に収まるエンドが一つくらいないと嫌ッ!!(幼児退行)このエンドもハルが琉大好きなの伝わって嬉しいけどハルも報われなきゃヤダ!!!
次回、これがGOOD end?!
絶対、見てくれよな!