今日も誰かのガチ恋姉貴

blゲーム、(もしかしたら)乙女ゲームの感想も書くために作りました。

Re:ゼロから始める異世界生活 1期 18話 感想

リゼロを履修してみた。

 

 

リゼロと言えば薄らぼんやりとした知識で青髪の女の子がヒロインだと思っていたが、普通に違った。

 

銀髪のハーフエルフのエミリアちゃんがメインヒロインだった。

 

正直勧められた時は「はいはい、なろう系ね。異世界転生モノね」と思っていたが、これ、本当に面白い。

 

アニメから入ったが、1話の引きがすごい。1話の終わりには「え…!!どういうこと!?」と本気で叫んだくらい、掴みが良かった。時間を見つけて回を重ねていった。

 

主人公のナツキスバルくんは引きこもりで、不登校の男の子らしい。

 

「引きこもりの子がこんなにハキハキ喋るか~?」と思っていたが、回を追うごとに分かる。

 

スバルくんのコミュニケーション能力は高いように見えてそんなに高くない。

 

エミリア陣営の人が客人としてもてなしてくれなかったら、引いてはエミリアという心優しい女の子と出会わなければ、彼の異世界での運命は過酷で心理的安全性が全く確保されないものとなっていただろう。(勿論エミリア陣営について、彼は死に戻りを何度も経験し、心理的安全性は勿論確保されている状態と言えばウソになるが、最後の砦があるかないかで言うと、エミリアが拾ってくれたというのはスバルくんにとって砦だ)

 

主人公のナツキスバルくんについて

 

「クズ」「好きじゃない」「好みを選ぶ」と散々言われている主人公だが、わたしは結構スバルくんに好感を持っている。

 

エミリアとデートの約束を取り付け、「明日が楽しみだな♪」と就寝した後数日後に戻ってしまい、驚愕後に泣き叫ぶ下りがあるが、これはスバルくんの17歳の姿をありのままに映し出す良い演出だと思う。

しかし、この死に戻りはスバルくんにとってかなり楽な部類であるのはリゼロを履修している人なら誰でも同意してくれると思われる。

 

アニメを見続けた人ならわかる通り、スバルくんに降りかかる苦難はこんなものではないのだ。

 

スバルくんのストレス耐性は高く見えて、高くないのだ。

 

そんなスバルくんがもがき苦しみながらも、エミリアを助けようと何度も死ぬ、というところは主人公として一本筋が通っていてすごく好きだ。

というより容姿端麗なヒロインが好意を寄せるヒーローとして納得のいく主人公像だと思えるので好きだ、と言う方が適切だろうか。

 

わたしが一番良いなと思ったシーンは、騎士の中で啖呵を切って恥をかかされた挙句、リンチされ、エミリアとぶつかるシーンだ。

 

ここでスバルくんの隠していた本質が明らかになる。

 

分かってくれないエミリアにスバルくんは叫ぶ。

 

 

「オレがいたから何とかなった!お前はオレに、返しきれないくらいの恩があるはずだ!!!」

 

ここ、言っちゃったよ…というか、それ言ったらヒロインの好感度地に落ちるぞと思いつつも、(まあスバルくんからしたらそうなるよね)とすごく納得のいくセリフというか…。

 

だって、普通に助けたとかじゃないから。スバルくん、エミリアを助けるために何度も死んでるから。めっちゃ痛いから。激痛だから。特に崖から自分で飛び降りるところとか目を覆ったもん。本当に想像を絶する痛みだと思うんだ。だから、こんな心身ともに痛い思いをして何度も死んで、それなのに「あなたは自分のためにしか動いてない」とか言われたらそりゃキレるよなという感想で、スバルくんの激昂に納得はいくんだよね。

 

伝説の18話

 

レムちゃんの好感度が、もう上がらないぜ?!

 

まあ正直同性からすると「こんな女いねえよ」で終了するんだけど、スバルくん(何度も死ぬし、皆から何も出来ないと言われ続け自己肯定感が地に落ちている)を立ち直させるためにはあのセリフがいるというか…。

 

まあレムちゃんがあそこまで言ってくれてるのに「オレはエミリアが好きだ」とか言うんだけどね。なあに言ってるんだ君は…

それこそレムちゃんに返しきれないくらいの恩があるでしょう君は…

 

まあ、レムちゃんに対してスバルくんは好感を持っているのは間違いないと思うので、このあたりにしておきます。

 

ラノベも1巻だけ読んだんですが、ラノベ感、中二病感がすごくて読むのを辞めてしまいました。(笑)

アニメの完成度がすごく高いので、アニメでとりあえず最新話まで追いかけようと思います!

 

キャラクター紹介 | Re:ゼロから始める異世界生活原作公式サイト

 

正直白鯨討伐篇に関してはこのヴィルヘルムさんが全て持って行ったというか…

 

青年期がかっこよすぎてびっくりしたわ!

 

スバルくんよりこの人の方が目立ってたと思うで。

 

今日はここまで!